アクセス整備と自主返納 地方の移動を考える
当ホームページをご覧の皆様、こんにちは。
新緑の5月…のはずが、下旬ともなると夏日続き。大分県は連日25度以上の日がつづいています。
事務所のある大分市内は、午後からの暑さが厳しく感じられる毎日ですが、中でも酷暑で有名なのが大分県日田市。
梅雨があけるころには、35度以上の酷暑日が当たり前のようにくりかえされる地域です。
春から夏へ移り変わるこの時期は、真夏よりも熱中症への注意が必要です。
身体が熱さになれていないため、体温調整が追いつかずに熱中症になってしまうのだとか。
朝晩はまだ冷える地域もあるでしょう。体調管理には十分お気をつけください。
ところで、今朝の大分県地元新聞紙の論説に「運転せずにすむ環境整備」という見出しを発見しました。
最近、高齢者(に限らず)操作ミスや確認不足による交通事故のニュースが、多くなってきたように感じています。
大分市でも今月、運転手の操作ミスによって軽自動車が病院に突っ込み、18人もの負傷者をだすという事故が起こったばかりです。
普段から十分に注意して運転をしているはずなのですが、いざという場面やちょっとした気のゆるみが大事故につながってしまう危険を、この事故で改めて感じました。
高齢者の運動能力・判断力の低下が原因で事故がおこるのを予防するため、今年の3月から、75歳以上の免許証保持者を対象にした「更新時の認知機能検査」が実施されるようになりました。
大分県内で昨年、自主的に運転免許証を返納した人も3000人弱ほどいらっしゃいます。
とはいえ、その判断力や運動能力は個人で全く異なりますし、なにより大分のような交通整備が十分とは言えない地方では、車無しには生活が成り立たない!のが現状です。
自治体ごとで取り組みは異なるかもしれませんが、大分市では、75歳以上になると市内全域100円でバスに乗れる「ワンコインバス」や、特定の手続きを行った対象者に、タクシーチケットの配布をする等の取り組みを行っています。
また、休日の市街地交通混雑解消のために、家族でバスに乗車した時は子供分がタダになる…などの取り組みもあります。
東京などの大都市では、車を持たない人がいることも珍しくないでしょう。でも、地方に住む人にとっては「日常の脚」として自動車が不可欠なのです。
バスの本数がもっと多かったらな…乗り合い乗車のできるワゴンが、地域を周回するようなサービスがあったらな…。
交通アクセス対策に限らず、また単純な利便性の問題だけではなく、地域のいろんな問題やサービスが相互に解決できるようなシステムがどんどん増えていくと、より安全により便利な社会に成っていくのかなと思います。