働くことと働きやすさ
当ホームページをご覧のみなさん、こんにちは。
秋だから・・・と自分に言い訳ををしながら、秋の味覚にすっかり酔いしれて、太ってしまった事務員3号です。
食べるといえば・・・大分県内で「ちょっとご飯食べに行こうか!」と、仲間うちや家族で声が上がれば、
当たり前にリストアップされるのが 大分市に本社を置くファミレスです。
大分県の道、どこを走っていても必ず遭遇すると言って良いほどに店舗が多く、九州のみならず関西地方まで広く出店しており、昨年は東京赤坂にも店舗を構えたと話題になっていました。
ピークタイムや休みの日になれば、店内はお客さんでいっぱいになります。
もちろん店員さんも大忙しの様子を、何度も見たことがあります。
そして、昨日夕方のニュースです。
飲食店はその繁忙時間期と閑散時間期に差もありますし、季節柄人が集いやすいシーズンによっても、お客さんの入り方が違います。
タイムリーなオーダーに、売り上げ、食材や人件費などの管理業務。24時間営業のお店なら防犯対策も必要でしょう。
その全てを管理する立場にある人は、見えないところでいろんな仕事を任されている事が想像できます。
最近の雇用傾向としては、
就業希望者の多い人気企業・職種と、常に働き手が不足気味な業種・職種が二極化している と言われます。
特に飲食業界では顕著なようで、他にも牛丼チェーン店でも雇用者不足が問題になったこともありましたね。
業種業態の違いだけではなく、働く側のライフステージも大きく雇用に関係します。
女性のマタニティハラスメントについての、初の実態調査結果も昨日公表されていました。
調査結果によると、「派遣労働者の48パーセント・正社員でも2割がマタハラを経験」という結果が出たとのこと。
実は私も、当所に就労する前は派遣社員として働いた経験があり、
一つの派遣先で足かけ8年ほど勤務をしましたが、出産と同時にその籍が無くなりました。
派遣元のフォローというよりは、長年勤めた派遣先の私に対する心の配慮を感じることができたので、
なんとか自分なりの決着点を見つけられたのですが、結果として妊娠が元で職を失ったことにかわりはありません。
ただ、妊娠や出産は「働けないなら辞めろ」などという一言で、片付けられるほど簡単なことでは有りません。
共働きをしたい女性が、妊娠を機に出産、育児とステージを進むたびに、
「またなにか嫌がらせされるかもしれない」という不安を抱きます。
日々の激務におぼれてしまい、自分の健康を脅かすかもしれないリスクや
自分の人生の計画を立てて過ごすなかで、他の人の目や暴言によって悲しい思いをするうちに、
前向きにがんばるという意欲がそぎ落とされてしまいます。
我慢が限界に達してしまう前に、
労働相談や公的機関など、頼れる機関を上手に利用しながら
働き方を見つめ直してみるのもよいでしょう。