願わくば、復興問題解決を急いで・・・
当ホームページをご覧の皆様、こんにちは。
今日未明の東京招致がんばれムードの最中に寝落ちして、劇的瞬間を見逃した事務員3号です。
昨夜はどのテレビ番組も「オリンピック日本招致の可能性」を探っておりました。
経済的視点、過去視点、そして信じるに値しない根拠のない占いなど、あらゆる手段で可能性についていろんな人が語っておられました。
今までに、オリンピック招致のために数年前から活動されてきた方々にとっては、喜びの一瞬だったことでしょう。
7年後には、全世界が注目し、またアスリートの方の目指す目標となるオリンピックが東京で開催されます。
7年後に向けて、日々練習に励む子供や若い選手も、自国開催の場にあこがれるのでしょう。
そして、全世界から絶妙なコンディション調整をして晴の舞台として上陸する日本で、
「日本の食べ物は汚染されているから食べられない」
「東京も放射能もれの影響があるらしいから、今回は辞退する」
などという風評や運営障害は絶対にだしてほしくないと思います。
今回、国のトップがスピーチで「絶対に安全だ」と言い切ったからには
それなりの時間を完全回復までに期限付けたという意味だと信じたいと思います。
あるニュース番組で、福島で被災された方が
「オリンピック招致活動をしている東京の人たちと、自分たちが同じ日本に住んでいるような気がしない。
あんなに招致に必死に頑張っている人もいれば、私達みたいに、生活そのものに必死で復興が進まないと悩んでいる人もいる」
と、疲れた表情でつぶやいた姿が印象的でした。
オリンピック自体のとらえ方かもしれませんが、将来の経済やスポーツ振興のために今必要な招致と、今現在進まない災害復興の間で、賛否はあると思います。
実は私個人としては、「復興を先に急げないのか」という気持ちを持っていました。
しかし、決まったのは招致活動に尽力された方々の成果ですし、日本がふさわしいのだという説得材料がそろっていたからこそ。
そこには少なからず、いや大いに震災復興と原発問題解決も含んだ結果だと思っています。
・・・という事務員の独り言でした。