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税金と任意整理 - 深田法律事務所の公式ブログ。

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税金と任意整理

当ホームページをご覧の皆様こんにちは。
全国観測地点すべてで猛暑日を観測するほどの、梅雨明け間もない昨今、いかがお過ごしでしょうか。
暑さにめっぽう弱い事務員3号の私は、どうにもこうにもあきらめるしかないと悟りの境地です。
大分の内陸、山間部では(盆地のため夏暑く、冬寒いんですよ)連日35度を超えているようで、
とにかく水分補給と、十分な睡眠、しっかり食べることは心がけて乗り切りましょう。

さて、三連休の間にとんでもないニュースがいろいろありました。
残虐な事件、水辺での事故、ゲリラ豪雨で浸水被害などなど。

そんな中、公舎で火炎瓶なげちゃったあの事件は私にとって強烈な印象を与えました。
固定資産税を長らく滞納していた男性が、税金未納を理由に通帳を差し押さえられ激怒して市役所に乗り込み・・・
大声をあげて火炎瓶2本を市役所内で投げつけた。というもの。
この男性十数年前にマンションを購入して、数年間固定資産税を払っていなかったそうですが、
理由が

「生活が大変で、払う税金なんかない(というたぐいのことをおっしゃってました)!!!」

・・・・汗。

もし税金の納付が厳しいとお感じの方は、一度是非未納期間を長くする前に市役所へ相談へ行ってください。

実際に、当事務所へも任意整理や自己破産を依頼される方で税金未納という方、いらっしゃいます。
でも、この国・地方税について「減免」はあるかもしれませんが「免除」はないのです。
「分納」はできることもありますが「免除」はないんです。

ですから、いくら債務整理の相談をして債務が減っても、払っていない税金は納入せねばいけませんし、
自己破産の免責が下りたとしても、税金については残ります。

どんな形にせよ、税金は払わねばいけないのです。
納税は国民の義務ですから。そして、どうにかして納めてもらおうと所員は手を尽くします。
もし、個々の事情でということがあるならば、まずは自分解釈で問題を先送りせず相談をすること。
納税については、延滞利息もありますが、利息制限法で定められている利息よりは低いですよ・・・。

 払わないと決め込んだ人にとっては手荒く感じる今回の差し押さえかもしれませんが、払う意思表示をしている人には所員もやさしく対応してくれるはずです。

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