ブラックリストってどんなもの?
当ホームページをご覧の皆様、大分よりこんにちは。
変わらず予約の電話や問い合わせを連日多く頂いております。ありがとうございます。
最近お電話を頂く方とのお話の中で感じることがあるのですが、
それは「債務整理したらブラックリストにのるんですか」
・・・というご質問の割合が高いのです。
当HP上でも、主に過払いや任意整理についての解説の中で、この「ブラックリスト」という文言を使っています。
これはきっと・・・見て下さる方々がわかりやすいようにという、弁護士の配慮だと、私は勝手に想像をしています。
なぜかって、理由は・・・
「ブラックリストなどという名称のリストは実際に存在しない」から。
では何故このようなリスト名がこれほどまでに世間に定着をしたのか??
分かりません(汗)。ともあれ、このブラックリストというのは架空のものです。
こんなリストが実在しないんなら、借金整理をしてもカード作れるんだ。ほっ。
と思われた方。それも違うんです。
クレジット申込審査などを生業とする個人信用情報機関というところが、「ある一定期間返済の遅延があった利用者」について、通常想定できる支払の遅れをした利用者と別に通称「ブラック情報」というものを管理しています。
ブラック情報とは専門用語で事故情報・延滞情報のこと。
これらの情報が、ブラック情報として登録されると言うことが、恐らく皆様が想像する「ブラックリストに載った」という事と同じものを指しているのかと・・・。
ちなみに、延滞情報は「引落返済が3ヶ月滞ったら」事故扱いとなり、情報に登録されます。
一度事故情報が登録されると、最低5年は消えません。
この間はどのクレジット会社でも、新規カードの発行が出来ないと考えておいた方が良いです。
そして、この事故情報がある限り、カードだけでなく融資も受けられないと考えておきましょう。
じゃ、延滞した分、払っちゃえば消えるんでしょ。
残念です。それも違います。延滞した分を払っても、「延滞解消」という情報が登録されます。延滞した・完済したという情報が載る限り、ブラック情報と同様です。
特典や便利機能を備えたクレジットも多いですが、ご利用の際は計画的かつ慎重に。