当ホームページをご覧の皆様、こんにちは。大分は昨日の台風通過後、秋らしさを増してきています。
今日は、日頃債務整理に携わっている法律事務員さんの横で、経理をしている私が、
なにげに感じている素朴な疑問をつぶやいてみようと思います。

引き続き「過払い金について相談したい」「自己破産を考えている」
というご相談の予約電話を多くお問い合わせ頂いております。
皆様が今お持ちの、お金にまつわる悩みを少しでも楽にできたらと、
所員一同頑張っているところですが、

タイトルに挙げました「個人再生」「任意整理」。
この言葉を、問い合わせの電話や、ご予約の際にほとんど耳にしたことがありません。

皆様よくご存じの「過払い回収」と言えば、今までに法外な金利を払ってこられた方々が回収出来るかもしれない金利のグレーゾーン部分を返還してもらうこと。
反対に「破産」と言えば、借金がかさんでどうにもならなくなったので、払いをチャラにしてもらう代わりに、身の回りのものを全て失い身ぐるみはがされる様な極端に酷いイメージ！！！本当は裸一貫で放り出すような酷いものではありません！！！
・・・という感じでしょうか。

いずれにしても、回収できるか全て失うか。と言うような両極端の事例はよく知られているような気がするのです。

ただ、返してもらう程返済していないから、全てを失ったり、一部差し押さえられたりというような偏った思いこみをされている方が実は多いのではないかとも思うのです。

実際に相談のご予約を受電した私は、「ほぼ完済をされていながら、1社だけ債務が残っている消費者金融がある」という方とお話をさせていただいたことがあります。
現状の残金がある時点で、「取引履歴を見て、引き直し計算を行うこと。それでも残債があれば任意整理と・・・」と説明していた途中で、急にご不安な心持ちが声に現れ出したのです。

予測出来ない事は勿論不安になられると思いますが、知らないまま過ごす事もまた不安になるのではないかと思います。

結論を急がず、現状をしっかり理解すること。その上で弁護士や法律事務員と最善の策を皆様の状況に合わせて導くこと。

タイトルの2語も含めた解決策が導く事が出来ればと、日々願っています。